人材と組織について

執行役員 CHRO

佐藤 邦彦Kunihiko Sato

個人の価値が発露され、組織の価値が進化する
そんなココナラらしさを体現し続けるために。

ココナラの人事・組織運営について、私が今、最も重視しているテーマ。それは「ココナラらしさを体現し続けられる組織を創る」ということです。

事業が成長~拡大期に移行していく中で、私たちは様々な変化に直面しています。ここ数年で急激に組織の規模は拡大し、社内が一層活気づく一方で、今まで通りの組織運営、人材マネジメントだけでは通用しないフェーズに突入しています。不確実性が高く、変化の激しい社会においては組織のあり様が事業戦略の選択肢を定義すると言っても過言ではありません。だからこそ、強い使命感をもって、今後のココナラの人と組織のあるべき姿を追求していくことが、私のミッションだと考えています。

全てはミッションの実現のために、
バリューを体現し続けられる組織を目指して。

”一人ひとりが「自分のストーリー」を生きていく世の中をつくる”
このビジョンという旗をより具体化したミッションを実現するために、私たちはここに集い、1つのチームとして活動しています。これを組織として持続可能なものにするために定めているのが、3つのバリューです。

1つ目は「One Team, for Mission」。ココナラの採用ではビジョン・ミッションへの共感を非常に重視しています。ミッション実現を目的として捉え、そのために何ができるか?を思考する人が多いのはそのためです。事業運営システムとしても、事業計画のKGI/KPIが事業レベル、組織レベル、個人レベルとブレイクダウンされていて、それが全社にオープンになっている。自分の役割が会社のミッションにおける何に寄与しているのか?が誰でも分かるようになっています。

2つ目は「Beyond Borders」。ユーザーの喜びのために与えられた役割を超えて行動する人、隣で悩んでいる人にそっと手を差し伸べてあげられる人を称賛するのがココナラです。そういった日常のキラリと光る瞬間に目を向けて表彰する仕組みに加え、新たなマーケットの創造に対峙し続けるからこそ、能動的に学ぶ人を支援し、チームビルディングを後押しするような支援金制度も整備しています。

そして、3つ目は「Fairness Mind」です。知識・スキル・経験をテーマに扱う私たちにとって、私たち自身が多様な視点や捉え方を持ち続けることは非常に大切です。例えば人材育成では、メンバー1人ひとりの成長を各組織長が横串で考える人材育成委員会を設け、多角的な意見を交わしています。プロダクト開発ではユーザーの意見を集める”ご意見Box”に届くすべての声を、全社に共有する仕組みが存在、また月1回のユーザー交流イベントを大切にしながら企画や施策を検討、運営しているのもココナラの特色なのです。

個人に機会と選択肢を提供し、
そっと背中を押してあげる存在でありたい。

”個人が自由に生き方や働き方を選べる社会づくりに貢献したい”。
これは私が世界中を旅した中で言語化したライフテーマです。ある世界幸福度ランキングトップの先進国では、高度な社会福祉制度のもと、雇用を約束されているにもかかわらず、社会との繋がりに実感が持てず、人生に悩みを抱える方が沢山いました。一方で、職業の選択肢が十分に提供されていない途上国では、「生きるために働く」という概念しか持たない方にも多く出会いました。

人は選択肢があってこそ価値観が芽生えるものであり、自分で決めた道において「誰かに必要とされている実感」を得られる機会が必要なのだと、世界中の人々と接する中で改めて感じたのです。

個人に機会と選択肢を提供し、生きがいを感じるお手伝いをすること。そんな、ココナラが社会に対して創出していきたい価値を、社内に対しても創出していきたいと考えています。

私自身がとても好きなココナラの風土として、「葛藤を大切にする」というものがあります。本質的に組織は合理を追求し、個人は情理を追求するもので、これらはよく衝突します。同様に、どんな人でも人生の様々な局面において、迷いや不安、葛藤を抱えるという時があると思います。そんな時こそコトに真剣に向き合い、悩んだプロセスを分かち合い、率直に議論しながら、ともに乗り越えようとする。そんなココナラらしいスタンスを、私自身も持ち続けていきたい。社員一人ひとりはもちろん、これから出会うすべての仲間に対して、寄り添い、背中を押せる存在であり続けたいと思っています。

佐藤 邦彦 プロフィール

早稲田大学政治経済学部を卒業後、2008年株式会社リクルート入社。HR領域での法人営業、事業企画、マネジメントを経験。その後、株式会社リクルートホールディングスにてシェアリングエコノミーの事業開発、働き方変革推進のプロジェクトリーダーを歴任。一時退職し、家族で世界放浪の後に起業、株式会社リクルートキャリア社長直下プロジェクトとのパラレルキャリアを経て、2020年5月ココナラに参画。