エンジニアの提案で企画も変わる。
気軽なコミュニケーション、
フレキシブルな組織、
リスペクトし合うのがココナラの文化。

2020年9月、ココナラはブログの記事を有料で販売・購入できるブ「ブログ決済機能」をリリースしました。
今回は、この新しいマッチング手法の開発に携わった4名に開発の経緯や私たちのカルチャーについて語ってもらいました。

企画段階からエンジニアが参加。主体性が仕様策定の原動力になった

―はじめに、ブログ決済機能はどのような経緯で生まれたのでしょうか?

平野 素/Moto Hirano
2017年7月入社 執行役員 法律相談事業担当(当時プロデューサーを兼務)
新卒でリクルートに入社し、主に新規事業の集客・販売促進広告事業、オンライン教育事業に従事。

平野ココナラのユーザーは大きく、「出品者」と「購入者」に分かれています。出品されているサービスには「SEOの基礎知識を教えます」「YouTubeの収益化ノウハウを教えます」など、教材型のコンテンツも存在していて、それらの多くは出品者が作成したPDFやテキストが購入者に提供される形式でした。
コンテンツは購入者の決済を確認した出品者がトークルームで情報を送信する形式のため、出品者は一取引ごとにやりとりをしなければいけませんでした。また購入者としては出品者のアクションを待つ必要もありました。このような問題を解決するため、決済と同時にコンテンツを閲覧できるシステムを実現したかったのです。

―機能を実装する際に苦労はありましたか?

平野2020年の開発当時は創業して7年が経っていましたので、「システムAをいじるとシステムBも修正が必要」というように、システムが相互に干渉する状態になっていました。そのため、フロントエンドはもちろん、バックエンドの開発、手数料やコンビニ決済のプロセスなど、検討すべき運用ルールは60箇所以上。必要以上の要件肥大化・長期化を防止するため、エンジニアチームには企画段階から参加してもらいました。

吉田 悠一郎/Yuichiro Toshida
2018年9月入社 プロダクト開発部 フロントエンド開発チーム Team Manager
前職はIT企業でエンジニアとして、受託開発やクライアント常駐、自社サービスの開発に携わる。

吉田当時は仕様を議論しながら開発していましたね。緊急事態宣言中にオンラインで毎日顔を合わせて論点を出し、着地点を固めていきました。仕様が詳細に決まるまで3ヶ月かかりましたが、だからこそエンジニアが提案する余地もあったと思います。

高橋「ここまでは無料で読めて、ここからは有料」というシステム処理は、エンジニアの意向が反映された箇所でしたね。提供者は画面上では選択するだけですが、システム上ではデータの扱いに特別な処理が必要でした。だから平野に「こんな感じだったらできます」と提案してみたんです。

平野僕はエンジニアほど技術に詳しくありません。自分では気づけない部分だったので、エンジニアチームから提案された時は助かりました。ココナラには、課題に気付き「ここはみんなで決めましょう」と提案してくれるエンジニアが多い。プロデューサーとして、とても動きやすい環境です。

―そのような主体性はココナラの多くのエンジニアに共通していることなのでしょうか?

江口ほとんどのエンジニアが率先して動いていると思います。ある時は、バックエンドの仕様が決まる前に、フロントエンドの画面ができていることもありました。やりたいことが明確なんです。「こういう画面で、〇〇な動作をさせたくて、だからこういうデータが欲しいんだよね」と相談されたこともありますから。

高橋 昂暉/Koki Takahashi
2019年7月入社 プロダクト開発部 フロントエンド開発チーム
前職では独立系のSlerで受託開発、大手企業に常駐開発、自社サービスの立ち上げなどに関わる。

高橋もちろん、進め方は状況によりけりですが、フロントエンドとバックエンドの進捗状況は丁寧に共有しています。だからこそ、「ここは先にやってしまおう」「ここはバックエンドを待とうか」と呼吸を合わせて進められるのです。

プロジェクトを越えて助け合うチームは、心理的安全性から生まれた

―お話を聞くと、エンジニアが自発的にプロジェクトに関わっていますね。なぜそんな組織が実現できているのでしょうか?

吉田個々の基礎力が高いこと、それと社員同士で気軽に交流できる雰囲気が形成されているからだと思います。Slackで「ちょっと話しましょう」と声をかけやすく、気軽にZoomミーティングもできます。みんな嫌な顔をせずにすぐ対応してくれますし、「こんな初歩的なことを聞くの?」という雰囲気を出されることもありません。

高橋社内には不思議とマウントを取る人がいないですよね。多くのメンバーは物腰が柔らかいので、心理的安全性が形成されています。

江口 桐土/Hisato Eguchi
2020年5月入社 プロダクト開発部 バックエンド開発グループ グループマネジャー
前職では自社サービスの駐車場管理システム開発に従事。
江口のインタビュー記事はこちら>

江口だからこそ、発言しやすいカルチャーが生まれています。僕も入社した当初は、「こんなに質問していいのかな?」って思うくらい、吉田さんや高橋さんに質問しましたが、ふたりとも「大丈夫ですよ」と色んなことを教えてくれました。コミュニケーションしやすかったので、開発は止まらず、進行もずれなかったです。

―とても連携が取りやすいチームなのですね。

吉田他社と比べても横の繋がりは強いと思います。他社ではプロジェクト別にエンジニアを振り分け、チームや役割を固定することも多いはずです。一方で、ココナラはスキル別にエンジニアチームが組まれ、プロジェクトを横断してアサインされます。全員が他プロジェクトの状況を把握していますし、他プロジェクトにアドバイスもしている。少し変わった環境です。

江口プロジェクトを進めていくと「そこは〇〇機能を組み込もう」や「こんな資料あるといいね」など、様々な意見が飛び交います。垣根を越えて意見を交わし、チームやプロジェクトに反映させる。これがココナラのカルチャーだと思うんです。

機能リリースから半年、ユーザーの反響は?

―リリース後の反響はいかがでしたか?

平野リリース後、今までご自身のブログやSNS等で情報発信をしていた出品者の方が、ココナラ内でワンストップに告知〜販売までできるようになったメリットを感じ、積極的にコンテンツの投稿・販売を開始して頂けました。このような集計で得られる反響の他にも、SNSなどを通して良い反響が続々と寄せられたのも嬉しかったですね。
リリースから半年経ち、ココナラ全体のトレンドと連動する形でコンテンツ閲覧数・販売数も好調です。しかし当時から既存機能だった見積り・カスタマイズ機能や電話サービスなどと比べるとまだ認知・利用は十分ではありません。これからも改善を重ね利用者を増やしていく段階です。

―ブログ決済では、どのようなコンテンツが販売されているのでしょうか?

吉田ピアノの練習法やSEOのノウハウなどスキル系をはじめ、漫画や小説、占いなど様々ですね。プラットフォームとして出品サービスの幅が広がりましたし、提供者・購入者の双方が以前より手軽にやり取りできるようになりました。ブログ決済機能を実装した意義は大きいと考えています。

高橋リリース後は有料ブログの検索機能や、ココナラ内でブログURLをヴィジェット化して貼り付けられる機能を実装してきました。これからも改善を重ね、ブログ決済の利用者を増やしていきます。

メンバーの人柄、ビジョンへの共感、
各々が考える“ココナラで働く魅力”

―最後に、なぜみなさんがココナラで働いているのか、そしてここで働く魅力を教えてください。

江口私はココナラのフェーズに魅力を感じて入社しました。前職ではプロダクトの立ち上げや、大規模なECサイトの運用をしていたので、成長フェーズのプロダクトに関わってみたくって。プロダクトを10から100に伸ばしていく時期に関わりたかったんです。

吉田私はメンバーの人柄に惹かれて入社しています。前職は中小IT企業で受託開発や客先常駐、自社開発など幅広く業務を行なっていました。そのなかでユーザーの声を聞いて自社プロダクトを成長させていきたかった。面接してくださった方はフラットな目線で話してくれたので、足並みを揃えてものづくりができると感じました。

高橋僕がココナラに惹かれたのは、サービスの面白さとビジョンでした。ココナラの創業経緯には「社会の役に立ちたい」という思いがあります。利他的な価値観は生きていたら絶対に発生するものですし、ビジョンにも共感できた。だから入社を決めたんです。

平野働く人の魅力と組織文化が大きいです。ビジョンとバリューを採用時から伝える。かつメンバーの部署・階層問わず目線合わせし続けた結果、全員が気持ちよく働ける会社になっているのかなと思います。ビジネス領域としてもホリゾンタルなカテゴリそれぞれに大きなポテンシャルを感じています。新しい価値を社会に提供する将来を考えるとワクワクしますね。

―入社してみて感じた魅力はありましたか?

高橋常に新しいことを取り入れる姿勢です。現在社内では肥大化したシステムのリプレイスも進み、マイクロサービスアーキテクチャ化を目標にしています。エンジニアチームのメンバーは感受性が高く、それを周囲にも共有している。キャッチアップする大変さはありますが、入社後に技術の幅は確実に広がっていると思います。

江口僕が感じているのは人間関係の良さです。お互いにリスペクトし合う文化があるので「こんなシステムを作ったよ」と見せると「すげー!」と素直に喜んでくれる。いままで働いた会社のなかで、一番楽しい職場だと思っています。

吉田僕は組織がフラットなところが好きですね。チーム、部署間、社長も含め、全てフラットな立場で話せます。システムの改善をゴリゴリ進めながら、ユーザーにもビジネスにも向き合って強みを伸ばせる。さらに人間関係のストレスもない。幸せな環境だと思います。

高橋最後にもうひとつ伝えたいことがありまして。僕は「かっこよく働きたいなら、ココナラ」だと思っているんですね。弊社会長の南は、経営判断のなかでユーザーを第一に考えています。「関わるみんなが幸せになること」を尊重しているので、私たちも仕事のなかで気持ちいい判断ができます。自分たちの仕事が社会の役に立っていると胸を張れる。そう思っているメンバーは多いと思います。

―皆さんありがとうございました!

ココナラは常にユーザーベネフィットを最大化を図るべく、複数のプロジェクトが進行してます。少しでもご興味をお持ちいただけた方はぜひ「募集職種」で現在採用中の職種をチェックしてみてください。